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【事例紹介】タイプ別にコンテンツマーケティングの成功法を紹介

ディレクターBlog
長野 佳浩(元親) 長野 佳浩(元親)
2017.11.22
現在、コンテンツマーケティングは、企業の成長を支える重要な存在になっています。自社が作成するコンテンツを通して顧客になるパターンも多く、今やなくてはならないマーケティング方法ともいえるでしょう。

 

コンテンツマーケティングを実施する企業が増えている中で、成功しているパターンと残念ながら失敗しているパターンがあります。成功しているパターンを知ることで、自社のコンテンツ作りに役立てることができるでしょう。そこで今回は、コンテンツマーケティングの成功事例をBtoBとBtoCに分けてご紹介します。

 

コンテンツマーケティングの重要性

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現在、企業のマーケティング方法の主流ともいえるコンテンツマーケティング。その言葉は、年々知名度を上げており、意味を知っている方も多いのではないでしょうか。

 

あらためてご説明すると、コンテンツマーケティングとは、企業が作成するコンテンツによってマーケティングを行う手法のこと。自社のサービスに関連するコンテンツを作成することによって、潜在顧客を集め、広告費を抑えながら自社サービスを効果的に宣伝できます。そのため、自社のオウンドメディアを作ってコンテンツマーケティングを行う企業が増えています。

 

そんなコンテンツマーケティングから想定できるストーリーは、サイトへ顧客を引き寄せ、メールアドレスなどの個人情報となるリードを獲得し、リードを育成して契約につなげて、リピーターにするというもの。

 

それでは、タイプ別にコンテンツマーケティングに取り組んでいる企業の成功事例をご紹介していきましょう。

 

BtoBのコンテンツマーケティング事例

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前章でご紹介したコンテンツの中でも、今回はストック型コンテンツであるオウンドメディアに注目していきます。コンテンツマーケティングを成功させるためのヒントは、成功事例に隠されているもの。まずは、BtoBの成功事例から見ていきましょう。

 

LISKUL(リスクル)

「LISKUL」とは、ソウルドアウト株式会社が運営しているBtoBのオウンドメディアです。ソウルドアウト株式会社は、リスティング広告の運用会社であり、自社が持っているノウハウをオウンドメディアに公開しています。

 

一見、ノウハウを公開すると損しているように感じますが、新規顧客や問い合わせの獲得につながっているのが特徴です。なぜなら、ノウハウを公開することによって「リスティング広告に関して信頼できる会社」だとユーザーの意識に植え付けられるから。ユーザーは、「リスティング広告の運用は、ソウルドアウト株式会社に任せよう」と思い、問い合わせをするのです。

 

また、タイアップ記事広告を出すなど、オウンドメディア自体のマネタイズにも成功しています。自社にSEO上位表示をさせるためのノウハウがあるため、検索エンジンから評価されやすい記事を配信しています。

 

LISKULはオウンドメディアの性質をうまく活用している成功事例のひとつといえるでしょう。

 

サイボウズ式

「サイボウズ式」とは、サイボウズ株式会社が運営しているBtoBのオウンドメディアです。「新しい価値を生み出すチーム」のために、日々IT関連の情報を中心に配信しています。働き方などに対するサイボウズ株式会社の世界観も反映されており、コラムやインタビュー記事は多くの人々から共感を生んでいます。

 

2017年8月には、サイボウズ株式会社の創業20周年を記念して、「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。」という特設サイトを開設したり、サイボウズ式でも特集を組んだりしています。

 

サイボウズ式は、サイボウズの商品やサービスの認知度を広めるために立ち上がったメディアです。しかし、サービスを全面的にPRするのではなく、ユーザーとの関係を深めることを目的としているのが特徴です。企業対企業はもちろん、オウンドメディアを通して採用面接に来る学生がいるくらい個人単位で影響を与えています。成功事例と呼ぶのにふさわしいオウンドメディアです。

 

BtoCのコンテンツマーケティング事例

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次は、BtoCのコンテンツマーケティングの成功事例についてご紹介していきます。BtoBとは何が違うのでしょうか。

 

TABIPPO.NET(タビッポドットネット)

「TABIPPO.NET」とは、株式会社TABIPPOが運営しているBtoCのオウンドメディアです。旅にまつわる情報を幅広く掲載しており、その中でも旅人が実際の体験を書いた記事が人気を集めています。 旅の経験がない人ではなく、実際に旅を経験している人がライターとして活躍しているので、記事に対しての信ぴょう性も高いのが特徴です。

 

短期旅行をしている(しようとしている)人だけをターゲットにするのではなく、バックパッカーや世界一周旅行に憧れている人など、幅広くターゲットを設定することでアクセスを集めています。旅に関するさまざまな状況の人が見て役立つ記事を掲載中です。2014年11月にメディア運用を本格化してから、2015年7月には150万PVを突破した成功事例があるオウンドメディアです。

 

北欧、暮らしの道具店

「北欧、暮らしの道具店」とは、株式会社クラシコムが運営しているBtoCのオウンドメディアです。北欧を中心として、日本を含めたさまざまな国の家具や雑貨などを取り扱うECサイトとメディアが融合しています。

 

直接ユーザーに売り込むのではなく、コンテンツを通したファン作りを意識して、運営しているのが特徴です。そのため、商品情報だけではなく、暮らし方についてのコラムをたくさん掲載しています。

 

また、メディアだけではなくSNSでも、北欧暮らしの道具店の世界観を発信しています。そのため、SNSを経由して、ファンになるユーザーも数多い。日本国内だけではなく国外にもファンが多く、結果的に商品の購入へとつながっている成功事例です。

 

チャンバラ合戦-戦IKUSA-(弊社サイト)

今回、こちらの記事を作っている弊社でも、コンテンツマーケティングを実施しています。サイト名は、チャンバラ合戦-戦IKUSA-! チャンバラ合戦-戦IKUSA-とは、利き腕にスポンジ製の刀を持ち、逆の腕に命となるカラーボールを装着し、老若男女、性別国籍を問わない多人数型のアクティビティイベントです。

 

主な顧客は、社員旅行を取り扱う大手旅行代理店、地域のイベントを実施している行政です。

 

チャンバラ合戦-戦IKUAS-公式サイト

 

実績だけをお伝えすると、月間PVは3万PV。属性としては、ややニッチな市場となるので、単月の流入数は大きい数字ではありません。ただ、月間問い合わせ数は、多い月で25件。年間イベント実施数は150件となっており、コンテンツの重要性をひしひしと実感しています。

 

現在までに執筆してきた記事数は250件以上。社員旅行向けの記事、地域のお祭りの実績だけでなく、ちょっと面白い歴史情報など、3年かけてコツコツと作成しています。

 

まとめ

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BtoB、BtoCに関わらず、コンテンツマーケティングにおいて成功しているオウンドメディアは、何かしらの特徴やポイントがあります。自社の強みを活かし、コンテンツを通してユーザーへ有益な情報を届けていくかを考えたときに、オウンドメディアの在り方が見えてくるのではないでしょうか。

 

参考サイト:
長野 佳浩(元親)
長野 佳浩(元親)

1983年、大阪府出身。和歌山大学経済学部卒業。

新卒で人材業界に飛び込み30歳からWeb業界に転職。現在では、宴会部長、チャンバラ合戦MC、Web・コンテンツディレクターとして、アナログからオンラインまで対応しています。

好きな言葉は、人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
By武田信玄