TearsSwitch

オウンドメディアとは何か?身につけておきたい基礎知識

ディレクターBlog
タグ オウンドメディアマーケティング
長野 佳浩(元親) 長野 佳浩(元親)
2017.12.22
現在、広く普及しているコンテンツマーケティング。その中で、「自社の認知度を向上させたい」「自社商品の見込み客を育成したい」などの理由から、オウンドメディアを運用し始める企業が増えています。

 

しかし、コンテンツマーケティング・オウンドメディアという言葉が主流になっていたのは2015年頃からなのでまだまだ概念を知らない人も多いのではないでしょうか? 

 

実際に「そもそもオウンドメディアとは?」「なぜオウンドメディアが普及したの?」といった疑問もよく耳にします。そこで今回は、オウンドメディアとは何かについてご紹介します。

 

オウンドメディアとは

Cute baby and question marks

 

オウンドメディアとは、自社が運用しているメディアのことを指します。Webサイトやブログなどが該当し、有益な情報を発信することで、読者からの信頼を得て見込み客を育成できるのがメリットです。

 

例えば、化粧品を販売している会社であれば、美容についてのオウンドメディアを運営し、「化粧品についての基礎知識」「美肌を目指すためのノウハウ」などのコンテンツを掲載することによって、見込み客を育成していきます。そこからリードを獲得することも可能なのです。

 

コンテンツマーケティングとの違い

「オウンドメディアマーケティングとコンテンツマーケティングは同じではないのか?」と疑問に思う方が多いのではないでしょうか。「コンテンツマーケティング」とは、有益なコンテンツを配信してリードを獲得するためのマーケティング手法のこと。

 

ふたつのマーケティングはとても似ていますが、正しくはコンテンツマーケティングの“コンテンツ”のひとつとして、オウンドメディアがあるのです。つまり、コンテンツマーケティングという広域なジャンルの中に、オウンドメディアマーケティングがあります。

 

オウンドメディアはトリプルメディアの中のひとつ

「オウンドメディアの中にSNSなどは入らないのか?」と疑問に思っている方もいるでしょう。まずオウンドメディアを理解する上で、トリプルメディアの存在を知っておく必要があります。

 

トリプルメディアとは、「ペイドメディア」「アーンドメディア」「オウンドメディア」の3つのメディアを総称したもの。この中でオウンドメディアは、ペイドメディアとアーンドメディアの対照と位置づけられています。

 

ペイドメディア

広告費を支払って消費者に認知を広げる広告メディアのこと。テレビCMやチラシ、バナー広告、ネット広告などが挙げられます。

 

アーンドメディア

情報を拡散して、読者から信頼や評判を得るためのメディアのこと。主に、TwitterやFacebookなどのSNSが挙げられます。

 

オウンドメディア

自社で運用していて、オリジナルの有益な情報を発信するメディアのこと。Webサイトやブログなどが挙げられます。

 

メッセージを伝えきるために最適なメディアを選択する

どのメディアも、消費者に何らかのメッセージを伝えることを目的に運用されています。

 

では、なぜオウンドメディアは、ペイドメディアとアーンドメディアの対照として使われているのでしょうか。その理由は、スペースが限られているペイドメディアとある程度の字数が制限されているアーンドメディアの、“メッセージを伝えきるのが難しい”というデメリットを補えるからです。

 

そのためオウンドメディアだけではなく、トリプルメディアすべてをうまく活用することで、効果をさらに高めることができます。

 

「ペイドメディア→オウンドメディア⇄アーンドメディア」

 

上記のように、「ペイドメディアから認知させてオウンドメディアに呼び込み、オウンドメディアからアーンドメディアへ呼び込む」「アーンドメディアでコンテンツを拡散してオウンドメディアへ呼び込む」という流れができ、消費者を3つのメディアの中で循環させることができるのです。

 

オウンドメディアを運用する企業が増えた理由

Arrow people

 

人々がインターネットを活用するようになり、欲しい情報をインターネット上で得ることが増えました。いまこの記事を読んでいるあなたは、わからないことがあったためにインターネットで検索して、そしてこの情報にたどり着いたのではないでしょうか? 

 

そのような流れの中で、企業も検索エンジンを意識して自社サービスのアピールをする場を持つようになりました。

 

しかし、ただ自社商品をPRするだけでは、離脱されたり検索キーワードが限られたりしてしまいます。そこで、オウンドメディアを使って、ユーザーが求めている情報や悩みに沿ったコンテンツを提供することで、消費者を呼び込むための間口を広げているのです。

 

また、良質なコンテンツの提供は、ファンを獲得できるというメリットも。このようなインターネット普及の背景と運営のメリットから、オウンドメディアが広く普及したのです。

 

広告効果が薄れてきたのもひとつの理由

また、オウンドメディアを運用する企業が増えたのは、今まで主流だった広告手法の効果が薄くなってきたことも理由のひとつといえます。

 

インターネット広告においては、「邪魔だ」という理由から消費者に不快感を与えて非表示にされたり、そもそもクリックされにくくなったりしているのが現状です。そのため、次の認知拡大の手法としてオウンドメディアが普及しているのです。

 

SNSブームがオウンドメディア流行の後押し?

近年では、インターネットの普及とともにSNSも大きく普及してきました。ビジネスにおいてもSNSブームが訪れ、企業は利用ユーザーとの接点を持つためにSNSを活用しました。

 

しかし、SNSの活用だけでは見込み客育成や認知度向上に大きな効果があるとはいえません。そこで、オウンドメディアを運用して、SNSとともにマーケティングを行う企業が増えたのです。

 

オウンドメディアに必要なのは、SEOの知識

Search Engine Optimization (SEO) Concept On Computer Screen

 

オウンドメディアの運用を始める企業は年々増えており、多くの業界では似たようなメディアがたくさんあふれています。ライバルが多いため、自社のコンテンツへ誘導するのは以前よりも難しくなっているのが現状です。

 

しかし、せっかくオウンドメディアを運営しても、ユーザーに見てもらえなかったら意味がありません。成果に結びつけるためには、オウンドメディアを少しでも多くの人々に見てもらう必要があります。そこで重要になるのが、SEO対策です。

 

SEO対策とは、検索エンジンの検索結果において、自社のオウンドメディアを上位に表示させるための対策です。「検索エンジン最適化」とも呼ばれており、自社にノウハウがないことからSEO対策のための専門業者を利用する企業もたくさんいます。

 

検索エンジンといえば「Google」と「Yahoo!」がメインです。この2つの検索エンジンに対して最適化をするわけですが、じつはYahoo!はGoogleの検索エンジンを使っています。そのため、Googleに対してのSEO対策ができていれば、Yahoo!に対しても最適化できているのです。

 

しかし、Googleはどのようなアルゴリズムで検索結果を表示しているかを公表していません。そのため、「この対策を行えば、必ず上位に表示される」といった正解は存在しないのです。ただ、アルゴリズムは、Googleの理念である「Googleが掲げる10の事実」に基づいて作成されています。この理念に沿ってSEO対策を行うことで、本質的に効果を発揮できるでしょう。

 

また、Googleのアルゴリズムは変化し続けています。そのため、「一度SEO対策について勉強したら終わり」ではなく、常に検索エンジンに自社コンテンツを最適化するための方法を追い求める必要があるのです。

 

SEOの知識を身につけて、多くの人に見られるオウンドメディアを運用しましょう

認知向上や見込み客獲得などのメリットがあるオウンドメディア。しかし、せっかく読者に有益な情報を発信しても、目に触れられないのでは意味がありません。

 

そのため、オウンドメディアの運用を考えている方は、SEOの知識を身につけることをオススメします。もし、そこまで手が回らないのであれば、SEO対策の専門業者を利用してみてはいかがでしょうか。
長野 佳浩(元親)
長野 佳浩(元親)

1983年、大阪府出身。和歌山大学経済学部卒業。

新卒で人材業界に飛び込み30歳からWeb業界に転職。現在では、宴会部長、チャンバラ合戦MC、Web・コンテンツディレクターとして、アナログからオンラインまで対応しています。

好きな言葉は、人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
By武田信玄

関連記事