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キーワード調査で集客力の高いブログ記事を作成する方法

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長野 佳浩(元親) 長野 佳浩(元親)
2018.02.14
Web閲覧者が自ら知りたいことを検索してサイトを訪れる「オーガニック検索」は、Webマーケティングにおける集客にとても重要な要素です。ただし、テーマを絞ったブログでも、オーガニック検索のランディングページとなるような集客力の高い記事ばかりではありません。

 

「80/20の法則(パレートの法則)」と言われるとおり、ほとんどのブログではたった2割ほどの記事が訪問者全体の約8割を集客しているのが普通です。

 

そこで、効率の良いキーワード調査によって、あらかじめ集客力の高い記事を狙って作成する方法をご紹介しましょう。Amazon、NBC、GM、HPなどの大企業を手掛けたことで知られる、ニール・パテル(Neil Patel)氏が推奨している6つの手順は、以下の通りです。

 

1. 人気キーワードを素早く把握

表計算ソフトと長時間にらめっこせず効率よく人気のキーワードを把握する方法のひとつは、「業界で人気を博している大手ブログを見ること」です。

 

Webサイトのトップページにカテゴリーが並んでいる場合は、より具体的に絞ったキーワード調査が容易になります。たとえばWebマーケティングのサイトなら、カテゴリーとして考えられるのは「SEO対策」「コンテンツマーケティング」「業界ニュース」などです。なかには「人気記事」というカテゴリーを設けているサイトもあるでしょう。

 

基本的にキーワードはタイトルタグに含まれるため、記事の一覧を表示してざっと見渡すだけで、業界のトレンドキーワードを素早く把握できます。カテゴリーとして人気記事をソートできるサイトの場合は、特に効率のよいキーワード調査が可能です。

 

2. BuzzSumoで人気キーワードを検索

人気サイトからある程度のキーワード調査を済ませたら、次はBuzzSumoを使います。BuzzSumoは、インターネット上にあるWebページそれぞれのSNSシェア数を見ることで、人気を的確に比較できるツールです。

 

キーワードをBuzzSumoで検索すれば、そのキーワードを含む人気記事のタイトルと主要なSNSのシェア数が一覧で表示されます。また、WebサイトのホームページURLで検索をかけると、そのサイト内の人気記事を見つけられてとても便利です。

 

検索結果の一覧を見ながら、閲覧者はタイトルから予想できる内容やそこに含まれるキーワードを参考に、オリジナル記事の方向性を練ることができます。さらに、各記事のバックリンクを調べる機能もあるため、執筆時に言及するなど、説得力のあるコンテンツ作成の手助けとなるでしょう。

 

3. Google検索でコンテンツのアイデアを模索

メジャーな主要キーワードやその組み合わせだけで上がってくる検索結果は、すでに大手サイトが上位を独占しているのが常であり、順位争いへの参入は難しくなります。そのため、キーワード調査の際に気をつけなくてはいけないポイントは、「書いても埋もれてしまう記事」にならないように調整することです。

 

そこで、Google検索が役立ちます。Googleでキーワードを検索すると、そのトピックに関して利用者が頻繁に検索している質問文のリストが表示されるため、ぜひ閲覧者の需要が高いトピックからアイデアを練りましょう。また、検索結果ページの一番下には、他の関連キーワードとの組合せが表示されるため、そこから新しいインスピレーションを得ることもできます。

 

検索ボリュームのある強いキーワードを採用した記事では結果が出ず、弱いキーワードを使った記事が人気の高いより良いコンテンツになることがよくあるのも事実です。

 

4. LSIキーワードジェネレータでアウトライン作成

LSI(Latent Semantic Indexing)は、Googleが特許を持っている技術のひとつで、分かりやすく言い替えるとすれば「インターネット上にあるコンテンツの内容をより正確に把握する技術」となるでしょうか。これは、近年のSEO対策において、キーワードを連呼するだけではクローリングによるサイト評価が上がらなくなった理由のひとつと言える技術です。

 

パテル氏が推奨しているLSIキーワードジェネレータは「LSIGraph /LSI Keyword Generator」で、日本語にも対応しています。キーワードをこのジェネレータにかけると、元のキーワードに関連する有用な単語の組み合わせが自動的にいくつも表示される仕組みです。

 

その一覧にある単語の組み合わせを、各見出しに採用したり、リード文に含めたりすることで、検索エンジンの高評価を得やすいコンテンツのアウトラインを素早く作成することができます。

 

5. サイト内検索キーワードを検索

質の高いコンテンツを発表し集客力を上げたら、次にリピーター作りにも力を入れましょう。閲覧者を飽きさせず需要の高いコンテンツを増やすためには、長期に渡って閲覧者を獲得し続けている記事を把握する必要があります。

 

ここで役立つのが、Googleアナリティクスです。「行動」メニューから、「サイト内検索」をたどって「サイト内検索キーワード」を確認することができます。表示されるキーワードはすべてサイト訪問者が自ら検索した単語のため、そこから多くのインスピレーションを得られるはずです。

 

そうして確実に、サイト内検索キーワードから、訪問者の「〇〇についてもっと知りたい」「このWebサイトで調べれば〇〇についても分かるかもしれない」という期待を把握し、コンテンツ作りに反映させていきます。

 

6. 複数のキーワード内容を網羅するページを作成

「キーワードは絞るべきだ」と考えている人は多いかと思いますが、実際には関連性のあるキーワードを複数含めたページでそれぞれのキーワード評価を得ることは可能です。そのためには、ページに含むキーワードすべての内容を網羅する必要があります。

 

そのような濃密で強力なコンテンツを作る方法のひとつとして有名なのが、「スカイスクレイパー・テクニック」です。この技術は、「最も強い集客力のあるキーワードで作成された、最も良いコンテンツを探し、それをさらに磨き上げて発表すること」が基本となります。

 

良いコンテンツはかなりのボリュームがあるケースもあり、さらに煮詰めて改善を図ることは決して容易ではありません。しかし、情報を充実させ、無駄を極力省き、「このページさえブックマークしておけば大丈夫」と思わせるコンテンツを用意して積極的にバックリンクを増やすことができれば、短期間で成功を収めることも夢ではないようです。

 

まとめ

一部のWeb担当者は、しばしばキーワード調査に途方もない時間を費やしているようですが、上記のような効率のよい手順を押さえられれば、直ちに時間の節約につながります。

 

集客力の高いコンテンツを狙って作成することで、少しでも労力を抑えながらより多くの訪問者を獲得し、コンテンツマーケティングの手応えにつなげていきましょう。

 

参考サイト:
長野 佳浩(元親)
長野 佳浩(元親)

1983年、大阪府出身。和歌山大学経済学部卒業。

新卒で人材業界に飛び込み30歳からWeb業界に転職。現在では、宴会部長、チャンバラ合戦MC、Web・コンテンツディレクターとして、アナログからオンラインまで対応しています。

好きな言葉は、人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
By武田信玄

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